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2020.02.17 12:24|つぶやき
  新型コロナウイルス感染の懸念あって、中国湖北省からの帰国した邦人は一定期間滞在してたホテルや宿泊施設から順次に自宅へ戻りつつある。自宅に戻る帰国者の心配は「日本国民が、我が家の地域では私達を通常どおりに受け入れてくれるだろうか。普段の日常お付き合いしてもらえるんだろうか」懸念は拭えないと話していました。連日報道されてる中国武漢市の新型コロナウイルス感染蔓延状況の様子から、帰国者イコール感染者の風評が流布し、地域民が感染の恐怖から冷たい視線を浴びされないかと心配するのです。

  数年前、このプログにも記したことがありましたが、風評被害の感覚は実体験しないと分からないことと思われる。私の暮らす福島では原発事故以来、9年も歳月が過ぎた筈なのに未だ農林水産業や観光業始め多分野にわたり後遺症を引きずり、事故前には当たり前と思っていた平穏な暮らしや豊かな自然の恵みを享受することさえ、事故前には戻らずもがいている。オール行政(国、県、市町村、地域)では風評を払拭しようと日本の消費者ばかりでなく各国消費者に訴え、懇願続けても、賢い消費者は未だ抱いてる安心安全に対する警戒感からか、放射能物質の恐怖感は拭いきれず、「風評被害」と叫ぶ声は虚しく響きわたり、福島の苦悩は終息出来ない。

  そもそも風評って何なんだ。岩波書店刊行の広辞苑によると「世間の評判。うわさ。とりざた。風説。」とある。科学根拠ない単なるうわさなんだから、安心安全大丈夫といくら政治や行政が訴え、力説しても、前提となる政治や行政が消費者から信頼されないと「裏があるんじゃない、本当に大丈夫なんだろうか」とそっぽを向けられてしまう。消費者が欲しいものが広い世界の中で福島でしか享受できないものであれば、きっとご購入頂けるに違いない。しかしながら、店頭の棚に多くの○○産の商品並び選択の余地あるものならば、安全安心の四文字熟語が頭を掠め、福島以外産の商品を手にする消費者は多くいると思う。福島や生産者の立場からするば風評被害と訴え続けるけれど、消費者側立場にすれば安心安全の自己防衛の為だ「構わないで、選択の自由でしょう」と反論するでしょう。ヒトの心は繊細で、安心安全に対する探究心は根深く、漠然とした目に見えない風評なる被害を完全に除去するのは困難な仕業です。

 だからこそ、風評の原因を引き起こした加害者は遥か未来に風評被害が消え失せるまで人的、物的にわたり、損失補填の責を負わなければならないのです。
                                                    今年も土筆が這え出た2020
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2020.02.14 10:04|疑問
  あの日あん時から潮目は変わりだした、後日談としてよく耳にする話です。
昨晩、新型コロナウイルスの新たな国内感染者の速報ニュースが相次ぎ飛び込んで来た。神奈川県では国内初の感染死亡者となった80代高齢者、東京では70代のタクシー運転手、和歌山の50代外科医師、千葉の20代事務職男性の感染判明と速報ニュースが、矢継ぎ早に日本国中を駆け巡った。昨晩判明した国内におけるヒトヒト感染で、新型コロナウイルス感染が新たなステージに移行したことが窺われ、我が国では早急なる新型コロナウイルス感染症対応策の見直しが求められることになるに違いない。

  疫学的知識なんて皆目駄目で、ましてや感染症など全く知らないおっちゃんなんです。「素人は余計なこと言うな」と怒られそうですが、おっちゃんなりに心配することをご批判覚悟で記すことをお許し願います。今最も国民が懸念してるのは、新型コロナウイルス感染症の感染力です。庶民感覚にすると心穏やかで居れないのは本当に出勤途中駅の改札口や満員電車の人混み、病院の待合室、公衆トイレの手摺り、居酒屋のカウンター、イベント会場やスポーツ観戦、タクシー車内等々濃厚接触するかも知れない場所、本当に大丈夫なんだろうかと思ってしまうのです。一番の感染しない対策は会社休んで、買い物に出かけず、誰とも逢わず自宅一人籠り、ひたすら身体の抵抗力を信じて待つのがいいでしょうが、そんなの所詮無理で出来ませんよね。

  昨晩、厚生労働大臣の記者会見や、ニュース特番で感染症専門家達が語る言葉がチョット気に係ります。新型コロナウイルス発生元中国の症例を見ると、新型コロナウイルスは慢性疾患有する人か、抵抗力が落ちている高齢者等以外の人は、重篤化には至らない傾向が窺えるので、それ程の心配はないと口をそろえて語る。それでは薬一つも飲まない、慢性疾患皆無な健康な老齢者は我が国には果たして何人いるのか尋ねて見たい。国も専門家集団が説明することは、何とか感染症を矮小化したいと意図が透けて見える。背後でチラついているのは東京オリンピックか、それとも中国への忖度か、またまた財界への遠慮なのか。

  おっちゃんの脳裏には福島第一原発の原子炉が白い噴煙上げて爆発した夜、官房長官の緊急記者会見が過ります。「半径1km以外の住民は影響ない、冷静な行動を」と言っていたが、半信半疑で聞いていた。また、テレビに映りだされる原子炉からの白い噴煙の様子を、「白煙だから水蒸気爆発だから安全です、メルトダーンとならない限り心配はない」と原発ムラの学者さん達がどこのテレビ局でも繰り返していた。後日、国民は真実を知ることになる訳ですが、原子炉3基がメルトダウンするという世界に稀な原発事故だったのです。福島の原発立地地域では、9年過ぎた現在も多く住民が帰還出来ない状況が続いています。おっちゃんの感覚では、原発爆発時の記者会見と新型コロナウイルス感染症の記者会見が相重なって見えて仕方ないです。
無気味な月明り2020
2020.02.11 17:02|つぶやき
  今年、我が家に2020年農林業センサス農林業経営体調査票を持参し調査員が来宅した。リーフレットには「農林業センサスとは我が国農林業の生産構造や就業構造などの実態を明らかにすることを目的に、5年に1度実施している農林業に関する最も基本的な統計調査…」と説明されている。5年前、10年前にも町の委嘱地域調査員が我が家を来訪し依頼受け、調査項目に記載した記憶が微かに蘇りました。あれからもう5年が過ぎたんだとしみじみ思いました。

  どうせ家でゴロゴロしている農閑期、2015年農林業センサス調査結果はどうかと考え、「2015農林業センサス」とキーボード叩きネット検索して見ました。 ありました、2016年6月24日~2018年5月31日までの数回にわたり、農林水産省は農林業センサス報告書を公表していました。2015農林業センサス報告書から気になる項目を抜粋したので、退屈で、詰らない思う方も居られるでしょうが、しばらくのお付き合いをお願いします。
農家数は215 万5千戸で、5年前に比べて37 万3千戸(14.7%)減少しました。このうち、販売農家数は133 万戸、自給的農家数は82 万5千戸となり、5年前に比較するとそれぞれ18.5%、7.9%減少しました。
農林業経営体数(平成27 年2月1日現在)は140 万4千経営体で、5年前に比べて18.7%減少しました。
このうち、農業経営体数は137 万7千経営体、林業経営体数は8万7千経営体となり、5年前に比較してそれぞれ18.0%、37.7%減少している。
販売農家の農業従事者(自営農業に1日以上従事した者)は339 万9千人で、5年前に比較して25.1%減少している。
販売農家の農業就業人口(自営農業に主として従事した者)は209 万7千人で、5年前に比べて50 万9千人(19.5%)減少している。
 農業就業人口の平均年齢は66.4 歳となり、65 歳以上が占める割合は63.5%となりました。
販売農家の基幹的農業従事者(仕事として自営農業に主として従事した者)は175 万4千人で、5年前に比較して29 万8千人(14.5%)減少している。
 基幹的農業従事者の平均年齢は67.0 歳となり、65 歳以上が占める割合は64.6%となりました。
・販売農家を主副業別にみると、主業農家は29 万4千戸で5年前に比較すると6万6千戸(18.3%)の減少、準主業農家は25 万7千戸で13 万2千戸(33.9%)の減少、副業的農家は77 万9千戸で10 万4千戸(11.8%)の減少となりました。
この結果、販売農家数に占める割合は、主業農家が22.1%、準主業農家が19.3%、副業的農家が58.6%となりました。
・販売農家を専兼業別にみると、専業農家は44 万3千戸で5年前に比べて9千戸(1.9%)の減少、第1種兼業農家は16 万5千戸で6万戸(26.6%)の減少、第2種兼業農家は72 万2千戸で23 万3千戸(24.4%)の減少となりました。
この結果、販売農家数に占める割合は、専業農家が33.3%、第1種兼業農家が12.4%、第2種兼業農家が54.3%となりました。
・農業後継者有無の調査では同居する農業後継者がいる戸数397,104(前回比較41.1%減少)、農業後継者がいない戸数932,487(前回比較2.4%減少)となり、後継者確保出来ない農林業世帯は全体の70%を超えています。
私の住む福島県は農業後継者がいる戸数17,876(前回比較47.6%減少)、農業後継者いない戸数34,374(前回比較5.4%減少)と更に厳しい状況となっています。
以上、地盤沈下甚だしい我が国の農林業現状を列挙しましたが、今回の2020農林業センサス調査ではどんな結果が待っているのやら…。

  一方、我が国における食糧自給率の現状はどうなのでしょうか。
 食料自給率とは、国内の食料消費が、国産でどの程度賄えているかを示す指標です。その示し方については、品目別自給率と、総合食料自給率の2種類があります。このうち、総合食料自給率は、熱量で換算するカロリーベースと金額で換算する生産額ベースがあり、我が国では2つの指標とも長期的に低下傾向で推移しています。
カロリーベース総合食料自給率(平成30年度)
=1人1日当たり国産供給熱量(912kcal)/1人1日当たり供給熱量(2,443kcal)=37% 
生産額ベース総合食料自給率(平成30年度)
=食料の国内生産額(10.6兆円)/食料の国内消費仕向額(16.2兆円)=66%
先進国と比べると、アメリカ130%、フランス127%、ドイツ95%、イギリス63%となっており、我が国の食料自給率(カロリーベース)は先進国の中で最低の水準となっています。(農林水産省資料参照)
  食料を半数も自給自足出来ない甚だ心許ない数値です。食料安全保障などと一時話題になりましたが、この現状を皆さんはどう考えておられますか。

  現在、世間を賑わしているのは新型コロナウィルス感染のニュースです。今や感染予防マスクや消毒関連商品はどこの店頭でも売り切れて、購入するのが困難な状況にあります。報道によると、我が国で製造販売される紙のマスクは全体の2割ほどで、残りの8割は中国で製造され輸入されてるそうです。今回の様に感染症が製造元の中国を発信源して広域に蔓延した場合、誰もが自国第一と考えますので、必然的に我が国への入荷は滞ります。経済功利性を求める風潮のグローバル社会の落とし穴かと思います。多国間で分業生産、製造するサプライチェーン方式も、特定部品を納品出来ずに稼働停止を余儀なくされた大企業もチラホラあります。
 5年毎に為される農林業センサスで明らかなように、農林業従事者の高齢化に加えて、農林業を継ぐべき後継者が居ない世帯が統計毎に増加しています。下降線辿り続ける農林業と先進国中でも際立つ低水準の食糧自給率のわが国では、怖い話ですが近未来現在農林業を担う高齢者層がリタイヤした時代、世界に及ぶ大災害とか残酷極まる大疾病流行が発生したら、輸入頼みが途絶えたならば、我が国の店頭棚から6割強の食品は消えてなくなります。一旦途切れた農地の再生や受け継がれて来た農業技術の復興も容易ではありません。
 皆さん、本当に究極の腹ペコに耐えられる自信ありますか。餓死するって想像できますか。
ハウス内トマト畑2020
2020.02.07 15:40|大切なもの、捨てるもの
  最近、我が家に起こった些細な事件ですが、我が家にある冷蔵庫片扉の具合が悪いのです。見ると左扉端に付く横3cm、長さ1mほどある冷蔵庫内冷気漏れを防止する接合プラスチック部材が破損しており、そのため扉の開閉が不都合なのです。冷蔵庫の本体機能には支障ありませんので、破損した部材を交換修理出来れば治ると考えました。購入時の取扱説明書を探し出し、商品型式番号を見つけて某電機メーカーサービスセンターへ修理は可能かと尋ねました。我が家にある冷蔵庫は住宅新築した折に購入したもので、購入後20年は既に過ぎています。某メーカー担当者は「この商品は西暦1997年に製造販売されたものです。現在ではこの型式冷蔵庫は製造販売されていません。製造止めて以来10数年経過してますので、この型式の冷蔵庫部品は在庫がありません。既存の冷蔵庫は廃棄処分して頂き、新規購入を考えて頂くしかない。」との電話回答ででした。「まだまだ頑張れる、冷蔵も冷凍も本来機能は十二分に発揮出る。扉部分の一部が欠損だけなのに、役立たずと捨てられる」と訴え叫ぶ冷蔵庫の声が一瞬脳裏過ましたが、「仕方ない」と諦めて受話器を置きました。

  「もったいない文化」を忘れ、ものを大切にする慣習を失ったのは、いつの頃からだったのでしょうか。昭和20年代に生まれた私達世代は、食糧、衣類等々「ものが足りないお金も無い」と親から諭されつつ、少年期を過ごしました。着衣は破れると切れ端をあてて針と糸で繕い、継接ぎだらけになるまで着衣しました。今思うと恐ろしいことですが、表面にカビ生えた菓子パンをカビ周辺だけ毟り取り捨て、残ったパンはむさぼり食しました。家庭家具や生業道具に不具合が出る度にその都度何度でも「修理不能、こりゃあ駄目だ」とため息出るまで、繰り返し修理を施し使い切りました。時を経て社会様相も大きく変容し、戦前生まれの高齢者などの目には、現在の使い捨て文化はまるで竜宮城がえりの浦島太郎の心境かと思います。壊れれれば廃棄する「使い捨ての文化」が罷り通り、ごく自然にぽいと捨てられ塵となる。誰もこんなのおかしいと思い込む人さえいない、もの余りの飽食の不可思議の世界。お金さえあればものは溢れ、飽食満喫する社会が構築している。ある意味では懐かしい繕ってもらうとか、使用者が自ら修理しながら使い切った、ものを大切にした慣習は今日では博物館に眠る化石なんだろうか。
 
 今話題化している新コロナウィルス感染症の懸念から、我が国ではマスクや消毒液需要が増加し、どこの販売店捜し回っても品薄、売れきれで購入できないという。、誰もこんな新感染症など予測出来ない。近未来、想定外事態が発生して、店頭から消えたマスクの様に、お金があっても欲するものが求められなくなった時、使い捨て環境しか知らずに育った世代は、果たして対処出来るやら、命繋ぐこと出来るやら心配です。きっと「貧乏臭いもったいない症候群」の私達世代はきっと誰もいない筈です。                           
我が家を撮る2020
2020.02.03 16:48|ふる里
西暦20××年
湘南沖合を震源地に 突然来襲した未曾有の大地震
テレビ画面の速報値 マグニチュード9.5
ブーブーと鳴り止まぬ スマホの緊急警戒音
ゴーゴーと地鳴りが唸る 鉛色の空は数百羽のカラスで染まる
瞬時 道路に亀裂が走り 屋根瓦が雨降るごとく バタバタと落下する
所々の路上に見え隠れするのは 陥没したクレーター群 
空中には砂煙舞い上がり、ビルの谷間から立ち昇る黒煙
逃げ惑う群衆、断末魔の叫び、犬のか細い遠吠え 
震え止まらず 枕握りしめ眺めていた あの瞬時

あん時 魔界都市が抱える脆弱さ、危うさを知らされた
都会の灯り消えた静寂 珍しいほど星が輝く空だった
どこの避難所も移動困難なほどに満杯で 諦めて
避難者溢れる小さな公園に 妻息子娘と家族4人
焚火の炎見つめながら 寒い眠れぬ一夜を過ごした
家族の頭を過るものは 湯けむり上がるあったかい味噌汁と納豆ご飯
トイレの心配 どうなる明日からの日常 不安だらけ
夜明け前のスマートフォンに メール着信知らせる奇跡のメロディー音
「皆元気か、様子はどうだ連絡寄こせ」とまるで電報の様な二行の
味気ない短文 夜明けを待てず お袋に急かされてメール認める親父の真顔
ポトリと 頬伝う一筋の涙
                                                                                                                           飛行機雲が交差する2020
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阿武隈風太郎

Author:阿武隈風太郎
還暦で定年退職し、母の介護と先祖伝来の農地と奮闘する毎日です。原発事故以降地域では、福島県の中山間にある地域ではゴム風船が萎むように、徐々に人口減少が続いています。後継者が去った商店街や農山村ではシャッターの開かない店屋や耕作放棄地の農地が増加しており、「衰退」という熟語が現実味を帯びて心痛みます。厳しい現状にありますが、現実を見つめながらも地域の再興を信じて、湧き上がる想いや日常の出来事など綴りたいと思います。

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