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あんたとこ 大丈夫

2020.01.23 16:52|つぶやき
  日本は高度成長期以降、少子高齢化社会が到来した結果人口減少、労働力不足、経済競争力の脆弱化と広範囲に亘り弊害が起こりつつある。少子高齢化に追随するかの様に地方では若者流出、人口減少、地域衰退のうねりがなかな止められない。国は「均衡ある国造り」とキャッチフレーズで息巻くが、益々都市部への一極集中が進み地方は退潮傾向は止まらない。政治、経済、教育、文化等々全て都市部に集中する、歪な総取りの国土のカタチ、誰もが一極集中の危うさと弊害を知りながら改善しようとしない。日本の中枢部東京圏に未曾有の大災害発生したならばと思い描くだけで怖い怖い、私達庶民にバラ色の未来は果たして来るのでしょうか。

  全国津々浦々の地方に暮らす皆さん、30年後あなたの地域は今より発展遂げて繁栄する姿を空想できますか。子供がはしゃぐ声、溢れる若者の熱気、陽だまりで茶すする老夫婦、一世代前では見慣れた日常風景ですがこんな光景戻って来ると思いますか。子供や若者や老人混じり活気溢れる幸せな30年後の故郷の光景を思い描けますか。私は残念ですが、故郷の世帯の現状見る限り地域の存続すら危ぶまれるのです。私の処は隣組は13戸で構成してますが30年後を予測すれば世帯数は存続出来る世帯4戸、廃家世帯9戸と見込まれます。廃家となる世帯の要因は後継者が皆無となる老老世帯、後継者が他地区に住居する帰住しない世帯、婚礼適齢期過ぎた未婚後継者などであります。私の隣組だけが特異な状況にある訳ではありません。町の全地域は同様な状況に陥っています。私の暮らす町は中央部には昔からの商店街が連なり、数キロ離れる農村部は川沿いに田畑が連なる、日本では何処でも遭遇する原風景の人口1万人足らずの小さい町です。今では商店街の大通りも消費低迷、後継者不足などから閉店休業の貼り紙が目立ち、シャッター通り商店街となっています。農山村も今後廃家増加続ければ、これまで地域一帯協力して実施して来た農道や田畑の維持管理や土手の草刈り作業などは、人手不足で維持管理は難しく先祖伝来の田畑は次第に荒れ果て原野や山林に帰してしまい、イノシシの巣窟となるのではないかと嘆いています。

  私の小さい集落の現状を紹介しましたが、全国の町村では益々過疎化が進む状況に危機意識を抱く人は多数あるかと思います。全国津々浦々で萎むゴム風船の様に、地域からヒトと活気が消失する現実に対峙しながら、日々変動する社会に振り回されて、戸惑い「どうせ俺達は30年後なんて草葉の陰に眠る」などと諦めの言葉を吐く人もいるでしょう。
 平安仏教の祖最澄の教えに 「一隅を照す。これ則ち国宝なり」の格言があるそうです。どんな環境であろうと、どんな生業に従事しようと、どこで暮らしても、懸命に生きる人には希望の灯りが点り続ける温かい国となるように願って止みません。
                                  関場・坊内2020
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阿武隈風太郎

Author:阿武隈風太郎
還暦で定年退職し、母の介護と先祖伝来の農地と奮闘する毎日です。原発事故以降地域では、福島県の中山間にある地域ではゴム風船が萎むように、徐々に人口減少が続いています。後継者が去った商店街や農山村ではシャッターの開かない店屋や耕作放棄地の農地が増加しており、「衰退」という熟語が現実味を帯びて心痛みます。厳しい現状にありますが、現実を見つめながらも地域の再興を信じて、湧き上がる想いや日常の出来事など綴りたいと思います。

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