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やっぱり家族って温かいよ、ほんのりと心和らぐよ

2023.02.03 11:22|つぶやき
開催中の通常国会で大きな焦点の一つが、年々下降の一途を辿る人口減少対策だ。とある国の指導者は「異次元の少子化対策を実施する」と公言した。これまで2008年に人口減少に転じてから国ではいろんな人口増加、歯止め策を講じて来たにも関わらず、一向に改善するどころか悪化の一途を辿っている。このままでは国立社会保障・人口問題研究所の推計によると2048年には9,913万人、2060年には8,674万人にまで減少すると見込まれている。大きな要因は他国に較べて余りにも低い出生率にあるという。それでの異次元の少子化対策ぶち上げたと憶測するのですが?マスコミなどは少子化対策の柱となるのは、1)児童手当など経済的支援2)学童保育や病児保育、産後ケアなどの拡充3)働き方改革の推進と3つなるになる模様と伝えている。

それなりの子育て支援策拡充には、異を唱える国民は少ないであろう。しかしだ、これまで出生率を上昇させようと10数年間にわたりバラマキとも疑われるほど税金を費やして来たではないか。目に見える形で出生率改善したのか、子供の声の賑わい戻ったか。胸張って「効果あった」と威張れるか。今回の少子化対策を眺めると、相も変わらずバラマキ中心と写るのは私だけでしょうか。
時代の変容と共に家族の形態や絆感が大きく変わりました。果たして若いお父さん、お母さん達は児童手当アップしたり、学童施設を如何に充実しても更に一人、二人と子供を生んで育てたいと思うんでしょうか。甚だ疑問です。
最近思うのですが、一昔前には描けた適齢期になれば婚姻し、子を産み育てたいというバラ色の将来像を夢見たもんです。現代の若い人達はどうなんでしょう。こんな田舎にさへ周囲には結婚を選択せずにいる若い男女が多数います。ある統計によると、成人未婚の男女に「結婚するか、しないか」と尋ねると約33%の若者が結婚しないと回答したそうです。年収の少ない男と年収の多い女の人は特に比率が高かったそうです。
他国とは違い婚姻を前提している家族観の我が国、高齢化少子化で歪な人口構成な国、少ない若者が結婚像に夢を失くしたならば、そりゃ出生率なんぞ上がりませんよね。喫緊の課題は若者が夢見れる結婚像、幸せになれると思える家族像を示し、結婚して家庭を育んで、子育てすればこんなに素敵で素晴らしい人生になると確信できる環境を整えることじゃないんでしょうか。
 いつもいつも金太郎飴の様なバラマキ施策はもはや限界じゃないですか、長期的な視点で本質を見極めないて対策講じないと、取り返しのつかないと思うなあ。

2020陽光
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阿武隈風太郎

Author:阿武隈風太郎
還暦で定年退職し、母の介護と先祖伝来の農地と奮闘する毎日です。原発事故以降地域では、福島県の中山間にある地域ではゴム風船が萎むように、徐々に人口減少が続いています。後継者が去った商店街や農山村ではシャッターの開かない店屋や耕作放棄地の農地が増加しており、「衰退」という熟語が現実味を帯びて心痛みます。厳しい現状にありますが、現実を見つめながらも地域の再興を信じて、湧き上がる想いや日常の出来事など綴りたいと思います。

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